2025年07月5日
合気道部に入部しようと思った理由は、学校の教員になった時に子どもたちを守れるのではないかと思ったからです。また、護身術を体得したいとも思ったからです。教師になった時に自分の力不足で子どもを悲しませたくないと思っています。
合気道に関する質問は、五つあります。
一つ目は、正面打ちをかわして小刀で切るというような動作があると思うのですが、それは出す手と足が左右違う理由はなんですか。左右は同じ手と足をだすのだと思っていましたが、この技で手足の左右が異なる理由はありますか。
二つ目は、力を抜くというのはどこまで抜くのですか。指先は力を使うから伸ばせるのではないかと思います。手首を支えられた状態で肩または腕の力を抜けば、腕は下へ落ちようとすると思います。すると、腕は曲がってしまわないのでしょうか。まだ、私の理解が劣っている点があると思うので、教えていただけると嬉しいです。
三つ目は、木刀を振る時に止める時は腕を伸ばしていますか。
四つ目は、横受身は体のどの部分を順に床につけてしていますか。
五つ目は、座技で両手を取られて脇を締めて腰を使って投げる技があると思うのですが、そこで腕に力を入れないというのはどういうことですか。脇を締めた状態を維持するには腕に力が入ると思います。また、腰を回すのは一点の場所で回るのでその分支えが少なく倒れやすいのではないかと思いました。人の体の仕組みに理由があれば教えていただきたいです。
(令和7年入部)
質問ありがとうございます。
以下のとおり回答します。分からないところがあれば、また質問して下さい。
1つ目の質問
→横面の体捌きのことだと思います。横面の体捌きは、上から打ち込む動き、下から切り上げる動き、どちらも剣の動きです。準備体操の前の剣の素振りの中で上から切り下ろす動き、下から切り上げる動きを練習しますが、そのままの動きを剣を持たずにやっています。
2つ目の質問
→力を抜くという表現は、ラジオ体操でもよく使われてますが、力んでいなければ、別に無理して抜かなくてもよいと思います。
握手をするときは指先は伸びていますが、それは別に力んだ状態ではない。
腕を前に出すという動作も特に力むものではないが、その状態をしばらく続けると疲れて腕をおろしたくなります。それは僅かですが力を使っているからだと思います。相手に手を掴まれたら、腕を持ち上げる力を抜いて相手に任せる、ということを稽古の中で練習しています。
3つ目の質問
→伸ばしていません。
4つ目の質問
→最初に手で畳をたたくようにします。柔道で良く使われる受け身です。ちょっと体に負荷がかかるのであまり練習はしないと思います。まずは前受け身を確り練習しましょう。
5つ目の質問
→脇が締まった状態は特に力んだ状態ではありません。剣の素振りをするときは必ず脇が締まります。よって脇を締めた状態を維持するために腕に力が入るということはないです。
私は両手首を相手に掴まれても、力まずに腰から動くようにしているだけで、脇は最初から自然に締まった状態です。慣れていない人は、力んで肘で相手を無理に引っ張ることで脇が空いてしまってます。
腰を回す・・・ちょっとよくわからないですが、それほど難しい動きではないと思います。道場で改めて質問してください。
総括すると、難しく考えず、無理なく自然に動く、ということが重要だと私は考えています。